予防歯科治療・歯周疾患メインテナンスシステム~ご自身の歯に勝るものはないと、私たちは考えます~

予防の重要性とは

どんなに医療技術が進んでも、「本物の歯」に勝るものはありません。ご自分が生まれ持ったもの、あるいは現在までの生活で変化してきたものは、理由があってその形になり、その位置にあるのです。私たちは、ご自身の歯をなるべく長く、健康に残していくことを第一に考えています。
抜かなくてはならないような状態の歯を、健康によみがえらせることはできません。そして、抜歯という処置が必要な歯を無理に残しておくこともできません。そうなる前に予防が必要であることを、良い状態を保つためにメインテナンスが必要であることを、私たちは声を大にしてお伝えしたいのです。そんな予防・健康維持のための診療メニューが「予防歯科」です。

当院の予防歯科の流れ

STEP1.問診
現在までの経過や、お困りになっている症状などをうかがいます。

STEP2.レントゲン撮影
レントゲン撮影 目で確認できない骨や歯根の状態を確認させていただくために、口腔内全体または必要箇所数本の歯のレントゲン撮影を行います。
当院ではわずか7.4秒でスピード撮影ができるデジタルレントゲン装置を導入しており、照射線量は従来のレントゲンの4分の1になっています。

STEP3.口腔内審査・歯周ポケット測定
口腔内審査・歯周ポケット測定 レントゲン写真を参考にしながら、実際の口腔内の状態をチェックし、治療の計画を立てます。
歯周ポケットの測定値は、イラストにして患者さんにお渡しいたします。

STEP4.主訴の改善
痛い、咬めない、しみるといった主訴に対する処置をまず行っていきます。
予防が主訴である場合、あるいは定期検診の場合にはすぐにPMTCのステップに進むこともできます。

STEP5.計画的治療
治療計画に基づき、治療を進めていきます。

STEP6.PMTC(プロフェッショナルメカニカルティースクリーニング)
ドクターや衛生士が機械を用いて歯のお掃除をすることを言います。主訴が改善された後にPMTCを行います。

【バイオフィルムについて】

前歯をさらに白くしたい方はこちら

歯の表面には、どんなに歯ブラシで歯を磨いても除去困難な「バイオフィルム」と呼ばれる、肉眼では見えない生物膜が存在しています。
このバイオフィルムは、水のあるところならどこにでも形成されます。お口の中には常に唾液が存在し、口腔常在菌と言われる細菌が唾液1ml中に106個という単位で何種類も存在しているわけですので、どんなにがんばってもバイオフィルムは形成されてしまうのです。
この膜があることにより、さらに細菌が付着しやすくなり、常に多数の細菌が集まりプラーク(歯垢)を形成してくるようになると、さまざまな問題を引き起こします。このバイオフィルムを除去するために行うのがPMTCです、当院では、保険治療の範囲内でも薬液を使用しての超音波スケーラー(スプラソン)による歯のお掃除と、微細なハイドロキシアパタイトペースト(リナメル)を使用してのツルツル研磨仕上げ、そしてミネラルペースト塗布を行っていただけます(ミネラル分は牛乳由来ですので、牛乳アレルギーの方にはミネラルペーストの使用はできません)。
※保険適応の場合は、1日で全顎を終了することはできません。最低でも2回の通院が必要になりますのでご了承ください。

STEP7.定期検診・メインテナンス
一通りの治療が終了した後には、定期検診のご案内をいたします。定期検診のたびに歯周ポケット検査、PMTCを行っていきます。毎回ポケット検査の結果はイラストでお渡ししますので、ご自身の歯周ポケットの状態変化が見やすいほか、ご家庭での注意点などのアドバイスもさし上げられます。
定期的にバイオフィルムを除去することにより、歯肉、歯周組織の健康が保てることはもちろんですが、小さな虫歯や経過を見ていた歯の悪化なども早期に発見し、対応も早期に行うことが可能になります。

スペシャルオプショナルコース

当院では、通常の予防ケアよりもさらに効果の高いバイオフィルム除去コースや、歯のコーティングを行うコースもご用意しております。これらのコースは、保険適応のお掃除を終了した後に日を改めて行う形になります。

◎歯のフッ素コーティング(フッ素塗布)

PMTC終了後に、歯のフッ素パックおよびミネラルペースト塗布を行います。フッ素を塗るだけではなく、フッ素ジェルをスポンジにしみこませ、数分間歯を包み込むようにパックすることでフッ素を歯に浸透させていきます。その後、単独使用よりも、フッ素と併用することで虫歯の活性度をさらに低下させることができるMIペースト(ミネラルペースト)を塗布いたします。
フッ素塗布というと、お子さんの虫歯予防のイメージがありますが、フッ素で歯をコーティングすることで、虫歯および歯周病の原因となるバイオフィルムを付きにくくする効果がありますので、大人の方にも有効な処置です。
※牛乳アレルギーの方にはミネラルペーストは塗布できません。

小学生まで¥1,000(税抜)/通常料金¥3,000(税抜)

ハンディジェットによるPMTC

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25μmもしくは65μmという微細な粒子をスプレー噴射することによるPMTCです。超音波スケーラーや研磨用の器具は、複雑な歯列や歯と歯の間、深い溝の部分には入らない部分もあります。しかし、微細な粒子であれば、器具の入らない隙間であってもお掃除することが可能です。
ハンディジェットによるPMTCでは、着色や汚れの多い方には65μmの粒子(炭酸水素ナトリウム)を使用し、効率よく汚れの除去を行います。汚れの少ない方には研磨効果の高い25μmのグリシンパウダーを使用してプラークやバイオフィルムの除去を行います。ハンディジェット使用時にも、仕上げにはハイドロキシアパタイトペースト(リナメル)と、ミネラルペースト(MIペースト)によるツルツル仕上げを行います。

¥5,000(税抜)

1ヶ月集中バイオフィルムクリーニングコース

殺菌効果のある高純度活性次亜塩素酸水(エピオス)を注水しながら、超音波スケーラー(スプラソン)にてPMTCを行うコースです。塩と純水を電気分解することにより生成される次亜塩素酸水は、口腔内に入る前は無味無臭の次亜塩素酸イオンとして存在しています。この電解水が、口腔内の汚れと接触することで次亜塩素酸に変化し、殺菌効果を発揮します。次亜塩素酸は汚れと出会うことにでプールのような臭いがする塩素に変化しますが、臭いが強いほど実はお口の中が汚れているということになるのです。次亜塩素酸水自体が歯肉や歯周組織に対して働きかけをするのではなく、口腔内のバイ菌を殺菌することにより、ご自身の持つ自然治癒力が十分に働ける環境を整えていくのがこのコースの特徴です。細菌により形成されているバイオフィルムも当然ながら破壊されます。お口の環境を整えるためには、繰り返し継続して殺菌することが必要です。1週間に1度の割合で1ヶ月間(計4回)続けて来院していただき、集中して次亜塩素酸水を作用させます。このコース終了時にはご家庭でのメインテナンスにお使いいただけるエピオス水を1ボトル(500ml)差し上げますので、その後も引き続き次亜塩素酸水をご使用いただけます(コース終了前にご購入いただいた方には、詰め替え1回無料券をお渡しします)。当院では、毎回クリーニング終了時にはハイドロキシアパタイトペースト(リナメル)と、ミネラルペースト(MIペースト)による研磨仕上げをいたします。

ご家庭でのメインテナンスのために

ご家庭でのメインテナンスのために

当院ではこちらのページでご紹介したオプショナルコースを受けていただいた後、次回の定期検診までの間に、その効果をより長く持続させていただくための歯磨剤や洗口剤も用意しております。実際に当院でPMTCに使用している商品もご購入いただけます。
オプショナルコースを受けない方にもアドバイス、販売いたしますので、なんでもご相談ください。歯科医院での販売品は少々お高めになることが多いですが、当院ではお値段も通販サイトと同程度に抑えておりますのでご安心ください。
1ヶ月集中バイオフィルムクリーニングコースで使用する高純度活性次亜塩素酸水も、実際にお試しいただいてからご購入いただけますので、ご希望がありましたら遠慮なくお申し付けください。