多くの患者さんは、むし歯の痛みが気になるC2~C3の段階まで進行してはじめて治療を開始する傾向があります。むし歯は、治療開始が遅れるほど歯を多く削らなければなりません。治療にかかる期間も長引きます。
一方、定期検診で来院される患者さんは、C1など初期の段階でむし歯を発見して、すぐに治療を開始できるのです。むし歯の予防と早期発見のために、ぜひ定期検診をご活用ください。
歯周病は、歯と歯茎の境目に付着したプラーク(歯垢)や歯石を温床として歯周病菌が繁殖し、歯肉の炎症を引き起こす病気です。進行すると歯を支えている骨まで溶かし、最終的には歯を失うことになる恐ろしい病気です。
初期は自覚症状がほとんどないため多くの人が気づいていませんが、国民病と言えるほど大多数の人がかかっていると言われています。また近年は糖尿病との密接な関係が指摘されるなど、全身の健康に悪影響を及ぼす可能性も明らかになってきています。
鶴瀬の竹内歯科医院では、むし歯が歯髄(神経や血管)まで達した患者さんに、「根管治療」を実施しています。根管治療とは、歯髄が通っている歯の根っこ管の中をきれいに掃除して、薬剤を詰めてふたをするものです。大切な歯を抜歯しないで済むように、基礎工事をやり直すようなイメージです。 鶴瀬竹内歯科医院では根管治療専用のスケーラーを使用して、細かな部分まで丁寧にお掃除いたします。
「親知らずは抜いたほうがいいの?」こんな風に疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。親知らずは、必ずしも抜く必要はありません。しかし、次のような症状が出ている場合は、抜歯をおすすめします。
銀歯の治療は保険適用で、費用を抑えながら、噛む機能を回復することができます。しかし、銀歯はお口の中で1本だけ目立つため、審美性が悪い点がデメリットです。また、長期間の使用により、溶け出した金属イオンが歯茎を黒ずませたり、アレルギーを引き起こしたりするリスクもあります。審美面や健康面への影響が気になる方には、セラミック製などの詰め物・被せ物をご用意しております。
歯の黄ばみが気になっていませんか?歯の表面への着色ではなく、歯元来の色調が気になる方には、ホワイトニングをおすすめします。歯の表面に専用ジェルを塗って漂白することで、明るく白い歯を取り戻すことが可能です。
「痛い治療をされるから…」「口を開けることすら怖い…」と歯科医院から足が遠のいていませんか?必要な治療やメンテナンスを受けないでいると、治療の難易度が上がり、最終的にご自身の歯を失ってしまう…という悪循環を招きます。鶴瀬の竹内歯科医院の願いは、これまで様々な事情から歯科治療を受けてこなかった方に適切な診療を届けて、お口と全身の健康を取り戻していただくことです。治療の痛みが心配な患者さんに、安心してお越しいただけるように、なるべく痛くない治療を実施しております。
歯を失いやすい方は、次のような特徴があります。
・治療を途中でやめる・噛む力が強い(重いものを持つ仕事の方、スポーツをする方など)・硬い食べ物が好きな方
生まれ持った歯を失うと、義歯(入れ歯)やブリッジといった人工の歯で補うことになりますが、いずれの方法も噛む力は元の歯にかないません。上記の特徴がある方は、1本でも多くの歯を残せるよう、習慣を見直してみてください。パンよりご飯を選ぶなど、噛む力が落ちた状態でも無理なく咀嚼できる食べ物を選びましょう。
「歯は痛くなってから治せばいい」と考えていませんか?また、せっかく治療を受けても、その後のメンテナンスをしていなければ、きれいな状態はキープできません。歯がきれいな方こそ、歯科医院に通っています。日頃のブラッシングで落とせない汚れを落とし、トラブルを未然に防ぐためです。そして、ご自身の歯を1本でも多く残しましょう。歯科医院と二人三脚で歩んで行くイメージで、予防歯科や定期検診を積極的にご活用ください。
介護を受けている方や体が不自由な方にも、当然ながら歯科治療は必要です。「訪問歯科」とは、このような方々のご自宅や入院先、老人福祉施設などへお伺いして歯科治療を行うメニューです。全身の機能が弱っているお年寄りや寝たきりの方が歯の病気にかかると、痛みや歯のグラつき、口臭などという症状のみならず、自分の歯できちんと噛めないために食生活が損なわれ、さらに全身を弱らせる原因になってしまいます。逆に、お口の中の環境を整えて自分の歯でしっかり噛めるようになると、脳への刺激が強くなって認知症などの予防にも役立つことがわかっています。